3E小ネタ帳 Vol.5 暖のヒント その壱 〜 衣類や布の巻 〜
投稿日:2021年11月18日(木)
お財布にやさしく快適につながる3E(省エネ・創エネ・蓄エネ)のヒントをお届けします。
今回は「衣類や布による暖」。
暖房の設定温度を上げる前に、ちょっと一工夫してみませんか。
寒さが本格化するこれからの季節、灯油や電気の値上がりニュースが気になりますね。
暖房に頼りすぎず手軽に暖かくなりたい、そんな時は、太い血管が有る首・手首・足首の「三つの首」を温めると効果的と言われています。外出時にはマフラーや手袋が活躍しますよね。
家の中でも、ネックウォーマーやルームシューズなどをちょっとプラスしてはどうでしょう。
「裸足」と「保温靴下着用」で暫く過ごしてから比べてみると、かなりの差が。
オシャレでリラックスできるような商品も販売されているので、色々選んでみるのも楽しいですね。
また、衣類の重ね着も効果的です。
キーワードは「動かない空気の層」と「使い分け」。
空気の層は熱を伝えにくいので、身体の熱などで温められた空気の層が身体の表面から動かない(逃がさない)ようにすると、外側の寒さを感じにくくなります。ひざ掛けで暖かく感じるのは、布との間に挟まれた暖かい空気が動きづらくなるから。
繊維が細くて隙間が小さいほど、空気が動きづらくなり、暖かく感じるようです。
空気の層のチカラを引き出すには、「使い分け」も重要。
<インナー(肌着など)>
身体にフィットしたものの方が、身体表面の空気の層が安定します。
<シャツやセーターなど>
セーターなどフワフワな繊維で暖かい空気をたくさん身につけましょう。
<ジャケットやコートなど>
空気が動く=フワフワ繊維の隙間から暖かい空気が逃げてしまうと、代わりに冷たい空気が入ってきて寒く感じます。外出時などは特に、目の詰まった空気を通さないものを上にはおって、暖かい空気の層を逃がさないようにすると良いでしょう。
暖房使用時も、衣類や布を併用すると効果的です。ぜひお試しあれ。☆☆☆☆☆ 出来ることから、あなたも一緒にE-Action! ☆☆☆☆☆
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↓せんだいE-Action動画「家庭でできる省エネ実践術 冬編」
「3E小ネタ帳」Vol.へつづく。
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