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3E小ネタ帳 Vol.8 暖のヒント その四 〜窓の断熱の巻〜
投稿日:2022年02月17日(木)
お財布にやさしく快適につながる3E(省エネ・創エネ・蓄エネ)のヒントをお届けします。
今回は「窓断熱」。寒さが厳しい今こそ、暖かさを逃がさないコツを見てみましょう。
せっかくお部屋を暖めても、暖気が部屋から逃げてしまうことをご存じですか?
特に割合が大きいのは窓。暖房時に流出する熱の約58%は窓からだそうです。
実際に窓を外側から見てみると、壁よりも窓の温度が高くなっている(熱が窓から外へ逃げている)のがわかります。さらに窓枠の金属部分がガラス部分よりも温度が高くなっていて、より熱を逃がしやすくなっているようです。
窓から熱を逃がさないようにするコツは、
✓厚手で長いカーテンにする
✓窓に断熱シートを張る(いわゆるプチプチなど) もっと頑張りたい方は、窓そのものを変えてみるのが効果的。
まずはガラスだけでも大きな違いが。
中に電球(発熱体)を入れた箱でガラスによる外側温度の違いを比べてみると、ペアガラス(右側)よりも熱を通しにくいトリプルガラス(左側)の方が、表面温度が低い(熱が逃げにくい)ようですね。
ガラスの厚さや枚数、ガラスとガラスの間(中空層)に入っている気体、Low-Eと呼ばれる金属膜の有無など、ガラスだけでも色々種類があって、断熱効果が違うようです。
サッシ(窓枠)とガラスの組み合わせでも断熱効果は違います。
工事にかかる時間やお値段も様々なので、ご自宅に合わせて複数の専門業者さんに相談してみるのがオススメです。
次回はさらにランクアップ、壁や床の断熱をお伝えします。
熱を逃がさないもう一歩、検討してみては如何でしょうか。
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↓せんだいE-Action動画「しっかり断熱であたたかくエコな暮らし!」
「3E小ネタ帳」Vol.9へつづく。
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