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3E小ネタ帳 Vol.6 暖のヒント その弐 〜 ファンヒーターの巻 〜
投稿日:2021年12月15日(水)
お財布にやさしく快適につながる3E(省エネ・創エネ・蓄エネ)のヒントをお届けします。
今回は「ファンヒーター」。灯油の高騰が気になる今だからこそ、ちょっとした工夫で効率良く快適なお家時間を過ごしてみませんか。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、暖房が無くてはならない季節となりました。
ファンヒーターを効率良く使うポイントは、「軽くて上部に溜まりやすい暖気(暖かい空気)」を「人がいるところへ送ること」。
例えば、ファンヒーターを窓から離れた場所に置くと、窓からの冷気が床近くに潜りこみ、せっかくの暖気が天井へ上ってしまうため、寒く感じられます。
※条件により数値は変わります。設定温度は19℃(以下同じ)。
※室温は撮影できないため、壁近くにファンヒーターを置いて壁の温度を測定しています。
このため、ファンヒーターを窓側へ設置した方が暖房効率は良くなります。サーモカメラ画像を見ると、冷気とぶつからないせいか暖気の上昇は緩やかとなり、天井部分との温度差も小さめとなっているようですね。
さらに、サーキュレータなどで上部に溜まった暖気を循環させると、床近くも暖かくなって、より効率UP♪ 室内の温度差はさらに小さくなり、全体的に暖かくなっています。
また、温度設定や稼働時間の「ムダ」を減らすことも有効です。
部屋の中でも場所により室温は異なるので、設定温度ではなく、いる場所の「室温」で調節するのがポイント。上の「窓側設置+サーキュレーター」では、設定温度19℃ですが室温は22℃近くなっているので、もう少し設定温度を下げても良さそうですね。
また、湿度が高い方が「体感温度」が高くなります。風邪予防も兼ねて加湿するのもおススメです。
「時間短縮」は、お出かけ時に早めにスイッチを切るだけでも試してはいかがでしょう?
人がいるところへ上手に暖気を送って、効率的に暖まってみませんか。
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