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たまきさんサロンスタッフです。
以前からちょっと気になっていた「ねじねじの花」(スタッフが勝手にそう呼んでいました)。
鮮やかな色で可愛らしいのですが、ふしぎな咲姿をしていると感じていました。
なぜ…?
調べてみました。


名前は、「ネジバナ(捩花)」、ラン科・ネジバナ属で古くから日本に自生する原種の「ラン」だそうです。
茎にらせん状に巻き付いているような、ねじれているような姿で、たくさんの小さなピンクの花を付けています。
昆虫に花粉を「おしべ」に運んでもらう「虫媒花」によって種子を作ります。
ネジレがないと花同士の距離が近いため同じ個体の花同士で受粉してしまい、結果として「種の多様性」も失われることになります。
でも、環境の変化に対応し絶滅しないために「遺伝子の多様性」が必要です。
そして、虫は花がたくさんついた株により多く寄ってきます。
「ネジバナ」は咲いている環境によって花の向きを調整し、花粉を運んでくれる昆虫の移動する状況をコントロールしているのではないかということでした。
すごい!!戦略家です!!!
…ってことで花の巻き方が、右巻き・左巻き・ストレートもあることがわかったので探しに出かけてきました。





見事に右巻き咲き、左巻き咲き、そしてストレートです。
可愛らしくておもしろい咲き姿ですね。

途中、「スズメの行水」に出会いました。
　
たまきさんサロンの裏手にできる水たまりで「スズメの行水」を最近、多く見かけます。
雨上がりにご来館の際に出会えるかもしれません。

こちらもご覧ください♪⇒　たまきさんサロンブログ

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せんだい環境学習館　たまきさんサロン
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