たまきさんサロンスタッフです。
10月15日(水)にサロンイベント『本好きさん、平日の夜に集まりませんか。』を開催し、「読み手ふたりの絵本よみ」を行いました。
ながさわかおり さん(大人のための絵本よみやさん)と、ほしさちえ さん(絵本セラピスト®︎)のお二人による絵本読みを堪能しました。
まず、恒例の「ぺんぎんたいそう」で体をリラックスさせてからスタートです。



声の質が違う読み手が、交互に絵本を読んでいくことで、絵本が持つ世界観が広がり、より深い味わいを感じることができました。
また、同じ一冊を登場人物で読み分けるという試みは、演劇的な深みと臨場感の広がりが聞く者を強く引きつけました。
今回は「あらしの夜」を描いた絵本からスタートして、連想が紐づけされ、ストーリーが連結し、それぞれ独立していた六冊の絵本が大きな世界として再構成されていく面白さを体験できました。

今回、読んでいただいた絵本をご紹介します。
・「ぺんぎんたいそう」齋藤槙/作・絵(福音館書店)、ながさわさん/読み手
・「あらしの島で」ブライアン・フロッカ/文、シドニー・スミス/絵、 原田勝/訳(偕成社)、ながさわさん/読み手
・「ちいさなまち」ふじたしんさく/作・絵(そうえん社)、ながさわさん/読み手
・「イライラのあらし」ルイーズ・グレッグ/作、ジュリア・サルダ/絵、吉井知代子/訳(金の星社)、ほしさん/読み手
・「ねぇ、おぼえてる?」シドニー・スミス/作・絵、原田勝/訳(偕成社)、ながさわさん・ほしさん/読み手
・「なんていいひ」リチャード・ジャクソン/文、スージー・リー/絵、東直子/訳(小学館)、ほしさん/読み手
・「とうだい」斉藤倫/文、小池アミイゴ/絵(福音館書店)、ほしさん/読み手
・「生きる」谷川俊太郎/詩、岡本よしろう/絵(福音館書店)、ながさわさん/読み手
・「よあけ」ユリー・シュルヴィッツ/作・絵　瀬田貞二/訳(福音館書店)、ながさわさん/読み手

暑かった夏が過ぎ、急な気候の変化で体調を崩しがちな季節です。
そんな秋に、心身の環境を整え直すために、自分ひとりで静かに本を読むこと、絵本を誰かに声を出して読んでもらうこと、そんな処方もいいかもしれません。

最後は恒例のおやすみ絵本「よあけ」を、ながさわかおりさんに読んでいただき閉会しました。
皆さん、よい眠りを!
ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいたながさわかおりさん、ほしさちえさん、ありがとうございました。
次回11月20日(木)は「絵本よみリクエストにお応えします」を開催します。読んでもらいたい絵本をお持ちください。自分で読んだ時とは、また違った世界が立ち上がるかもしれません。
参加のお申し込みは不要です。

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