ヤモリが泳いでる!? いいえ、水中にいるのはイモリです。ビビッドな赤いおなかで人気のアカハライモリ、実はカワイイだけじゃなく、すごい技を備えているんです。

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真夏、日差しが照りつけるなか、水辺を覗くと涼やかに泳ぐアカハライモリがいました。

スイスイ泳ぎます

よくヤモリと間違えられますが、ヤモリは民家などにいる爬虫類で、字で書くと「家守」。一方のイモリは両生類で、漢字で書くと「井守」。
田んぼや川のよどみなどの水辺に生息し、井戸の周りでもみられたことが由来です。


イモリ@井戸端

暑さが厳しさを増しても、うまく日陰に隠れながらオタマジャクシや虫などを食べに集まってきます。

よどみでイイ感じに保護色


複数いるの見つけられるかな?


水草の日陰で上手に休憩中

また、名前の通り腹側が目立つ赤色の模様をしています。
この色で、捕食者に「毒があるよ、食べないで!」とアピールしているのだとか。
実際、フグと同じテトロドトキシンという神経毒を持ちます。
ただ、どうやって毒を獲得しているのかは不明なようです。

おなか側の模様は個体ごとに個性が!

さらに、イモリは再生能力が高く、皮膚のほか骨や内臓、目の水晶体までも再生できるそうで、医療分野への応用も期待されています。

この眼(のレンズ)も再生可能

残りの夏休みには、謎多きアカハライモリのミステリアスな魅力を楽しんでみては?
 

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