サロン講座
「仙台七夕の由来と再生紙〜8万羽の折り鶴のゆくえ〜」を開催しました 
投稿日:2026年08月05日(水)
7月5日(日)に、街づくりサポート株式会社 代表取締役 鳴海幸一郎 氏を講師にお迎えし、サロン講座「仙台七夕の由来と再生紙〜8万羽の折り鶴のゆくえ〜」を開催しました。

仙台七夕の歴史と伝統、七夕飾りの設営から撤去までの流れ、そして復興折り鶴飾りが再生紙に生まれ変わる「故郷復興プロジェクト」などについて、詳しく教えていただきました。
【ミニ七夕飾りづくり】

参加者はミニ七夕飾りキットの吹き流し部分を制作しました。細かな作業に苦戦しながらも、楽しみながら取り組んでいました。
【七夕の歴史と仙台七夕の伝統文化】
七夕は中国から伝わった星祭りが起源で、宮中行事として執り行われました。現在は全国66か所以上で開催されています。仙台には、豊作と技芸上達を祈って伊達政宗公が京都から仙台に伝えたとされています。七夕飾りは、「七つ飾り」と呼ばれる「吹き流し」「折り鶴」「短冊」「紙衣」「投網」「屑籠」「巾着」の七種類によって構成され、それぞれに、願いや祈りが込められています。

仙台七夕の特徴である豪華な「くす玉」は、仙台の戦後復興への願いから考案されたということです。
【仙台七夕の設置と撤去】
七夕飾りは、8月6日の午前2時から午前9時までという時間帯に商店街に設置され、8月8日の夜には日付の変わらない当日中に撤去され、飾りを支えた孟宗竹は翌朝には運び出されているのです。
七夕の飾り作りや設置、撤去という一連の作業には、とても多くの人が関わっていることを教えていただきました。

【復興折り鶴飾りのゆくえ】
2011年の東日本大震災をきっかけに始まった仙台市の小中学校に通う児童生徒による「故郷復興プロジェクト」では、こどもたちが作った折り鶴などの七夕飾りを回収し、再生紙として活用しています。

「あの日小学二年だった私は中学三年生。笑顔と共に生きています。」と短冊に書かれた2017年の心に残るメッセージ
これは、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台のこどもたちが、「世界中から支援を受けて、私たちは頑張って生きています」という感謝のメッセージを表した飾りです。アーケード商店街の「一番町スクウェア」に毎年飾られる、短冊付きの美しい折り鶴の飾り物をご覧になった方も多いと思います。2017年からは飾りの形も決まり、飾られた8万羽の折り鶴と吹流し飾りは、この年から解体して燃やしてしまうお焚き上げ以外の材料のリサイクル活動が始まりました。

再生された飾りは、卒業証書や卒・入学式の要覧などに生まれ変わり、資源循環の取り組みとして続けられています。
【解体・分別ワークショップ】
講座の最後には、ストロー、糸で縦に繋いである折り鶴を解体し、材料ごとに分別する体験を行いました。再生紙として活用するためには、ていねいな分別作業が欠かせないことを学びました。

仙台七夕まつりは、今年も8月6日から8月8日まで開催されます。
講座を通して、七夕の歴史や願、リサイクルの取り組みを知ったことで、七夕まつりをこれまでとは違った視点で楽しめそうです。
鳴海 幸一郎さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

こちらもご覧ください。
たまきさんサロン サロン講座
たまきさんサロン
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*
せんだい環境学習館たまきさんサロン
平 日 10:00〜20:30
土日祝 10:00〜17:00
休館日 月曜(月曜が休日の場合は、その翌日)休日の翌日・年末年始
*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*‥*



サロン講座
スペース貸出/小さな個展を開く
図書・DVD・体験型学習教材
サロンブログ
せんだい環境学習講座とは?

FEELSendaiとは?
杜々かんきょうレスキュー隊
環境絵画・ポスターコンクール
せんだい環境ユースカレッジ
環境フォーラムせんだい

せんだいE-Actionとは?
イベント情報
3E小ネタ帳
せんだいE-Action動画
おうちのエコ・トク
省エネヒント集

杜の都ネイチャーポジティブセンターとは
生きものこぼれ話(イベント情報)
生きものこぼれ話(ブログ情報)
生き物動画チャンネル
生き物生息地マップ
各種ダウンロード