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生きものこぼれ話 「コクガン〜蒲生干潟でのひととき〜」

投稿日:2024年03月27日(水)

生きものこぼれ話 2月コクガン 〜蒲生干潟でのひととき〜
ガンといえば内陸の湖沼などにいる水鳥というイメージですが、2月に蒲生干潟で出会ったガンがいました。今回は、海で暮らす希少な種「コクガン」を紹介します。


寒空の下、海へ出かけてみると、黒い水鳥たちを発見。
コクガンの特徴
黒いからだに、白い首輪のような柄がトレードマークの「コクガン」です。

餌を食べるコクガン
ガンとは、秋になると越冬のために日本へ渡ってくる、首が長い大型の水鳥の仲間です。
秋や冬の訪れを告げる鳥として、古くから親しまれてきました。

コクガンの群れ1
日本に来るガンの仲間は6種。
そのほとんどは内陸の水辺や湿地を中心に生活しますが、コクガンは海で暮らすユニークな種です。

コクガンの群れ2 威嚇中
コクガンの群れ3
実は、日本で越冬するコクガンは少なく、国の天然記念物や環境省レッドリストで絶滅危惧種にも指定される貴重な鳥です。
蒲生干潟は、国内でコクガンの群れを見ることができる最南端の場所となっています。

水を飲むコクガン
普段は海で暮らすコクガンですが、真水を飲んだり浴びたりするために干潟にやってきます。

羽を広げるコクガン
海で暮らす鳥たちにとって、健康を維持するための真水が得られる干潟や河口は重要な場所。
コクガンを脅かさないように、適度な距離を保って観察しましょう。観察するなら午前中がオススメです。

コクガンは渡り鳥なので、今期はすでに北の繁殖地へと旅立ちましたが、次の越冬の季節には、干潟をヨタヨタと歩きながら海草類を食べたり水を飲んだりする可愛らしい姿を見に、蒲生干潟を訪ねてみませんか。
 

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