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南小泉小学校「ヘチマの種取り〜命のバトン〜」授業

投稿日:2022年12月02日(金)

このイベントは終了しました。

「グリーンカーテンに取り組もう!」の締めくくりとして、
ヘチマ博士こと金井修先生をお招きして特別授業を実施しました。

まずはヘチマの生態について。
「なぜヘチマは高いところに実を付けるのか?」金井先生から質問がありました。

 

「太陽の光をたくさん浴びるためだと思う」など、子供たちからは色々な答えがでましたが、
金井先生は、その解答を実演で解説してくださいました!

棒と紐を使ってヘチマを高く釣り上げて、下の部分に穴を開けると、中からたくさんの種が!!
バラバラバラと音を立てて、床に広がっていきました。
れには子供たちもびっくり!

 

金井先生は
「高いところから種を落とすと、より広い範囲に種を飛ばすことができますね」と。
とても分かりやすく教えて下さいました。

「植物の仕組みには、必ず植物からのメッセージが込められています。」と金井先生。
高いところに実をつけたり、へんな形や色だったり、私たちが「不思議」と
思うことにも必ずその植物なりの理由があります。
言葉をしゃべらない植物に耳を傾けてみる大切さを教えてくれました。


体育館で金井先生のお話を聞いたあとは、
「ヘチマの種の数を数えてみよう!」の時間でした。

種を出してただ数えるだけと思いきや・・・
種を取り出す作業に一苦労!

ヘチマと言えば“ヘチマスポンジ”と思う方もいらっしゃるとおり、
中はしっかりスポンジ状になっているので、手で実を割って種を出すのは大変な作業です。

それでも、下に穴をあけて振ってみたり、



丁寧に手で少しずつ割いてみたり、はたまた靴で踏んづけて壊してみたり!

 

作業に子供たちのアイデアや個性があふれていて面白かったです♪
授業の最後に数えた種の数の発表をしましたが、なんと最多数は716個!
そんなにたくさん入っているのか、という驚きとともに、
それを丁寧に数えた子供たちにも驚きです。

 

子供たちが種を数えている間、今年育てた緑のカーテンの撤収作業も行いました。
育てた朝顔・ゴーヤのつるを使って低学年の子供たちがリース作りを行うようです。


  

夏は日差しを遮り暑さを和らげてくれて、かわいい花は景観を彩ってくれますし、
実がなったらおいしく食べて、最後にはリースづくり。

緑のカーテンは1年中私たちを楽しませてくれますね。


せんだい環境学習館たまきさんサロンで育てた緑のカーテンの生長記録もあわせてぜひご覧ください♪


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